大学院生時代、ヘビーユーズしていたASUSのモバイルノートを格安で入手できたので、改造しちゃいました。 当時使っていたモノは妹に譲ったが、それ以来、使いやすいと思うモバイルノートが見つからず、戻ってきた次第。 当時はメモリすら換装してなかったので、今の知識をフル活用して、今仕様に改造した。
改造素体
元にしたマシンはASUS U24A。スペックを以下に示す。
詳細はメーカーサイトへ。(https://www.asus.com/jp/Laptops/U24A/)
表のピンク部分が改造した部分。
メモリー
この世代のノートとしては4GBと十分な容量を搭載しているが、近頃は8GBがトレンド。値段が高騰してきているので、使っていないノートから拝借した8GB×2のSODDR3-1600Lを搭載した。
ストレージ
記憶装置は当然SSDに換装。SATA3接続なので、2.5inchサイズを使用。前機種のU24EはSATA2⇒3の移行期だったので、相性問題が結構あったが、こちらはほとんどない。 近頃、SSDの高騰が気になるので、一番安かった「LITEON PH5-CE240 240GB」を搭載することにした。こちらのスペックは以下。
値段のわりにリード/ライト性能が高い。搭載メモリは近頃の標準のTLCを搭載。個人的にはMLCもTLC耐久性はあまり変わらないと思っている。Cristal Disk Markでもスペック通りの性能がでていた。性能価格比は十分に高い。
CPU
Pentium B980からcore i7-3612QMに換装した。 Sandybridge/Ivybridge世代のノートパソコンはG2ソケットというタイプで、CPUの換装ができるものが多い。U24AはPentiumを搭載しているが、より上位のcore i5搭載モデルを発売していることから、換装できる可能性が高いとふんだ。 CPUのスペックを以下に示す。
4コアCPUを選びたかったので、末尾がQMのものから選ぶ。他にもi7-3630QM等、上位性能のCPUもあるが、これらはTDPが45W以上なので、選択肢から外した。4コア、TDP35Wのものはi7-3612QMとi7-3632QMがある。後者のほうが性能は上だが、i7-3612QMのほうが3000円ほど安かったので、こちらを選択した。 CINEBENCH R15のスコアは以下であった。
i7-3840QMに肉薄しているので満足。グラフィック性能はご察し。。。
総合性能
換装後の総合性能を測るために、ウィンドウズエクスペリエンスを走らせた。換装したメモリ・SSD・CPUの性能は十分に発揮してくれた。
このマシンはWindows 10+Ubuntu16.04で運用することにした。 持ち運びも十分に可能なLinuxマシンの完成。
最後にかかった金額の一覧を示す。
ジャンク扱いだった本体とメモリの流用ができたのが安くできた要因だろう。
これでしばらく自作熱は抑えられそう。。。