そろそろ中堅エンジニアのIT雑記

プログラミングを仕事にして若干、まだまだ新米エンジニアの雑記です。

経験したプログラミング言語

 僕が経験したプログラミング言語を紹介する。以下、経験順

 

Fortran:科学技術計算に向いた手続き型プログラム言語。

 僕が初めて触れたプログラミング言語。大学生のとき、授業で習った。僕は物理系の学科だったので研究で数値計算を必要としたが、理論計算が嫌になり、頭より手を動かす実験系研究室に進む。授業でしか使わなかった。台形計算やモンテカルロ法を用いた積分計算を勉強した記憶があるが、使う機会は未だない…。

LabVIEW:National Instrumentsによって提供されるグラフィカルプログラム言語。主に計測用に用いられる言語。

 実験系の研究室に配属され、先生に覚えてと言われて使い出した。計測機器を動かすプログラムはLabVIEWで制御していた。Fortranでプログラミングが苦手になっていた僕にとってはリハビリになった言語である。レゴブロックのように関数を配置し、線をつないで変数を渡す。しかし複雑な制御を増やせば増やすほど絵が大きくなり、可読性が非常に悪い。特に人の作ったソフトは全然読めなかった(モジュール分割を積極的にやればよかったのだろうけど、みんな専門ではないので動けばよしという考えであった)。

Perl:実用性と多様性を重視しており、C言語sedawkシェルスクリプトなど他のプログラミング言語の優れた機能を取り入れている。ウェブ・アプリケーション、システム管理、テキスト処理などのプログラムを書くのに広く用いられている。

 僕が初めて自主的に使い始めた言語。研究が本格化してきて手作業の解析が辛くなりプログラミングに手を出す。大量のデータを捌くために配列、繰り返し処理、文字列操作などの基本を学んだ。

C:プログラム作成の自由度が高く、拡張が可能であるため、汎用性が高い。パソコンソフトからゲームの作成、機械制御やシステム管理など、あらゆる分野に適用している。

 今の会社の研修で勉強した。初めてちゃんと本で学習した言語である。データの型、ポインタ、ビット処理など基本を多く学んだ。可読性を意識し始めたのもこの言語から。現在は使用しておらず、忘れ気味…。

VBAMicrosoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語

 なぜ気づかなかったのだろう。学生時代、こんな近くに開発環境があったなんて。Alt+F11押すだけなのに(VBE:Visual Basic Editorが立ち上がります)。業務で使い始めた言語。クラスやらプロシージャやらオブジェクトやらわけがわからなかったが、慣れてくるとExcelシートを自由自在に扱えて使いやすい。オブジェクト指向(特にカプセル化)がわかってきた要因の一つ。今も使うのはもっぱらVBAで、使用歴が一番長い。

 

挙げてみると、いろいろやっているように見えるが、実際に”使える”レベルになっている言語はVBAくらい。JAVAC++RubyPythonなどいろいろ使えるようになって、優秀なエンジニアになりたい。