筆者はよく新しいマシンを入手し、そのたびにPythonの開発環境を構築するので、構築手順が固まってきました。
本記事はOSに関係なく適用できます。
Pythonの導入
メジャーなオールインワンパッケージ、Anacondaを利用して、Pythonを導入します。
OSや環境によってはもともとPythonがインストールされている場合もありますが、最新のバージョン、最新のライブラリを導入するためにも、Anacondaからインストールするのが良いでしょう。
Anacondaは以下からダウンロードできます。
WindowsやOS Xだけでなく、Linux用も提供しているのがいい点ですね。
www.anaconda.com
導入するPythonのバージョンは3.X系。2.X系はそろそろサポートが切れるので、今から使う必要はないでしょう。
インストール方法は、いずれのOSの方法も日本語記事がたくさんあるので、そちらを参考にしましょう。
筆者が参考にしているページは以下です。windows10 、OS X、Linuxの導入方法がまとめられています。
qiita.com
IDEの導入
筆者がよく利用しているIDEはPyCharmです。
デバッグ機能、補完機能、VCS連携、Python仮想環境構築など、機能豊富なエディタです。
ダウンロードは以下からできます。
www.jetbrains.com
こちらも、Windows、OS X、Linux版があり、いずれの環境でも利用できるのがありがたいです。
PyCharm設定
PyCharmのインストールが完了した後は、自分好みに設定していきます。
筆者が必ず行う設定は以下です。
- 使用メモリ表示
- メモリサイズ変更
使用メモリ表示
Fileタブ→Settingで以下のSettingウィンドウが立ち上がります。
左側に設定項目が並んでいるので、Appearanceを選びましょう。
下のほうにスクロールすると、”Show memory indicator”とあるので、チェックします。
ステータスバーの右側にメモリインジケーターが表示されます。
メモリサイズ変更
デフォルトでは使用メモリのサイズが小さいので、マシンスペックに合わせて変更しましょう。
Helpタブ→Edit Custom VM Options...を選択すると、以下の設定ファイルが開きます。
赤線部分の数字を変更すると、利用できる最大メモリサイズが変更できます。
PyCharmは日本語化もできますが、筆者はやっていません。理由は、なくてもわかるし、面倒だから(笑)
日本語化記事はたくさんありますので、そちらを参考にしてもらうとよいと思います。
以上。